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日本から将棋が無くなっていたかもしれない話

2022年 2月 19日 09:03

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時は第二次世界大戦後。

日本は無条件降伏、アメリカはGHQにより占領統治を開始した。

日本の指導者たちは戦犯として拘置所へおくられ、更には武道、歌舞伎まで軍国主義だと規制された。

その標的には将棋にまで及ぼうとしていた。

GHQは将棋界の代表者へ出頭を命令する。

将棋界は鬼才升田幸三をGHQへ送り込む。

 

 

GHQ「日本の庶民は日ごろから、武道や将棋をしている これが軍国主義を助長しているのではないか?」

升田「武とは漢字で戈(ほこ)を止(おさめる)と書く」

GHQ「しかし将棋は西洋のチェスと違い倒した敵の駒を自分の兵隊として使う、これは捕虜虐待ではないか?」

升田「ならばチェスは、降兵を虐殺ではないか?

一方で将棋は、元の階級のまま登用する これこそ真の民主主義というものであろう!」

GHQ「男尊女卑な日本で、何が民主主義だ!それに比べチェスは女性の駒まである」

升田「では、王手が掛かった時はどうするのだ?

女性を盾に逃げるのが、あんたらの女性尊重か?」

こうして尋問は終始、升田の独壇場に終わる

GHQ「貴方は実に珍しい日本人で面白かった 最後に何か望むことはないか?」

升田「ならば、拘置所にいる指導者たちを殺さんでくれ あいつらは日本の事を何でも知ってる生き字引きだ、殺さずに活かす事が、日米双方の利益になるだろう」

その後、GHQによる行き過ぎた文化統制は緩和され釈放された指導者たちは、戦後復興を支える事となる。

追記

升田はGHQに会うなり酒を要求

出されたビールに対して不味いと言い酔いながら会談していた

今の日本の将棋界も升田幸三なくして発展はなかったのではないでしょうか